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ウエスタンリーグ阪神戦 6回に代打で登場し、ファウルを打った勢いで体をくるりと回した松中選手 |
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ウエスタンリーグ阪神戦 約2カ月ぶりに公式戦で先発した新垣投手 |
左手首痛で2軍調整中の松中信彦選手が21日、ウエスタン・リーグ阪神戦(雁の巣)で8月8日西武戦(西武ドーム)以来、13日ぶりに実戦復帰した。6回2死一塁の場面でDH村松有人選手の代打で登場。阪神阿部投手の7球目、135km/h直球を打ち二ゴロに終わったが、カウント1-3から2球ファウルで粘りもした。
試合前のフリー打撃では47スイング中7本の柵越え。秋山幸二監督は「フリー打撃で良かったんじゃないの。1歩前進だね。順調、順調」と目を細めたが、本人は状態について「分かりません」と話すにとどめた。今日22日以降、より出場機会を増やして1軍復帰の時期を探ることになりそうだ。
新垣渚投手が約2カ月ぶりに公式戦で先発した。ウエスタン・リーグ阪神戦で5回2安打1失点。1回2死満塁で押し出し四球を出すなど不安定な立ち上がりも、2回以降は140km/h台後半の直球とスライダーで要所を締めた。腰痛などの影響で万全ではないが「思い切り投げるしかない。次は6、7回とか多く投げていけるようにしたい」と意気込んだ。