2010/08/26 (木)

和田投手、今季自身初の連敗

4回表2死一、二塁、坂口選手に中前適時打を許し悔しそうにロージンをマウンドに投げつける和田投手
4回表2死一、二塁、坂口選手に中前適時打を許し悔しそうにロージンをマウンドに投げつける和田投手
オリックスに競り負けベンチで腕を組んで肩を落とす秋山監督
オリックスに競り負けベンチで腕を組んで肩を落とす秋山監督
和田毅投手が粘り負けた。今季自己ワーストタイの10安打を浴びながら7回2失点にとどめたが、オリックス金子千投手に投げ勝てず、7敗目。自己最多となる15勝目への挑戦は再び失敗して、今季自身初の連敗となった。降板してベンチに座ると、いら立たしげにタオルで頭をかいた。

和田投手「あんな投球をしたら勝てない。(毎回の走者を背負い)リズムが悪すぎた。僕のせいです。」

7回2失点。責められる数字ではない。直球の最速は138km/hにとどまり、絶好調には遠い状態だった。3者凡退は1度もなく、全イニングで走者を背負った。ひたすらに低めを突く投球で1本の長打も許さず、10安打で2失点に踏みとどまった。だが、黒星を喫してしまっては何の満足も得られなかった。

もうひと踏ん張りができなかった。1回に四球と安打で1死一、三塁のピンチを招くと、カブレラ選手にはカウント0-3から左前へ適時打を許して先制点を献上。4回にも2死一、二塁から坂口選手に中前適時打を浴びてリードを2点に広げられた。秋山幸二監督は「先発の仕事はした」と評価しながらも「先に点を取られても、いかに次の点をやらないかが大事。1点差ならチャンスはあるから」と悔やんだ。この日の試合前まで今季4勝1敗、対戦防御率1.36と得意にしていたオリックス打線に根負け。「悔しいけど、また次で頑張ります」。この悔しさは1週間後にぶつけるしかない。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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