2010/09/02 (木)

ホールトン投手、右内転筋違和感のため出場登録抹消

試合前練習を終えて引き揚げるホールトン投手
試合前練習を終えて引き揚げるホールトン投手
8月31日の日本ハム戦4回裏1死、素早い動きで小谷野選手(手前)を投ゴロに仕留めるホールトン投手。この際、右足を痛めた
8月31日の日本ハム戦4回裏1死、素早い動きで小谷野選手(手前)を投ゴロに仕留めるホールトン投手。この際、右足を痛めた
ホールトン投手が1日、右内転筋違和感のため、出場選手登録を抹消された。先発した8月31日の日本ハム戦(札幌ドーム)の4回、小谷野選手の投ゴロを処理した際、右足に張りを覚え、5回1/3で降板。秋山幸二監督は「内転筋が硬くなっている。(回復が)1週間じゃどうかなということで、1回飛ばす」と話した。

ホールトン投手はこの日、札幌遠征中のチーム本隊に帯同し、ウオームアップやキャッチボールを行った。2日以降は福岡で調整を続ける方向だが、予断は許さない。5月下旬に右足内転筋を痛め、2ヶ月間戦線離脱した。7月に復帰後も調子が上がらず、8月11日に2軍落ちを経験。今回は軽傷とみられるが、同じ部位のため敏感にならざるを得ない。高山郁夫投手コーチは「違和感のある中(復帰戦を)どこに合わせるというより、まず投げられる状態に戻ることに専念させたい」と話した。

優勝争いが佳境となる中、チームは右投手の柱を欠くことになった。ホールトン投手先発が予想されていた7日楽天戦(ヤフードーム)は、サウスポー陽耀勲投手の先発が濃厚。ローテ5投手が左投手となるため、次週6連戦は左腕先発続きとなる。ホールトン投手の復帰は最短でも2週間後の14日ロッテ戦(千葉マリン)とみられ、厳しいローテションを強いられる。

首脳陣は6日にホールトン投手から経過報告を受ける。回復次第で、V奪回はイバラの道となる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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