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4回表無死、左前打を放つ小久保選手 |
小久保裕紀選手の「工夫」も天敵攻略に届かなかった。1回の1打席目。普段は打席内で最も捕手寄りに立つ主将が、前寄りに足元をセットした。8月15日の前回対決時から武田勝投手対策として取り入れている打法をこの日も採用。4回に113km/hの変化球をとらえて左前打。後続多村仁志選手、長谷川勇也選手との3連打で同点劇を導いたが、4打数1安打だった。
小久保選手「3試合で5点じゃ勝ち越せんわな。打てなさ過ぎや。打てなさ過ぎ。以上。」
今カード初戦から得点が2、2、1で1勝2敗と負け越し。日本ハム戦12敗目でシーズン勝ち越しもなくなった。気になるのは3試合連続の1ケタ安打で、連打もこの3試合で1度だけ。1イニングに奪ったのも1点止まりが5度続いた。
3日には松中信彦選手が1軍昇格する。勝負の9月。主将が指摘したように、貧打解消が急務だ。