2010/09/07 (火)

小久保選手、主将として「V打」だけに集中

小久保裕紀選手が「Vモード」に突入する。小久保選手は8月21日に通算400本塁打に2本と迫ったが、以来13試合を消化してノーアーチ。シーズン残り試合が15となり、V争いも佳境に入ることで、本塁打よりも優勝をたぐり寄せる一打を重視することを明言した。

小久保選手「本当は(前日までのビジターで)リーチをかけて戻って来たかったんだけどね。400号は、変な話、来年の契約があればすぐに達成できる数字。個人的には400の次に大きな目標は立てにくい。ただ、それよりも優勝やろ。今は優勝争いや」。

プロ17年目で訪れた“自身3度目”のリーグVのチャンス。03年は右ひざ負傷で出場できなかっただけに、99、00年のリーグ連覇以来のエンディングへ、ひとまず個人記録を視界の外へ追いやるつもりだ。

全打席で強引に本塁打を狙うより、シーンによってチーム打撃に徹するのが小久保流。もちろん、アーチをあきらめたわけではなく「400号のお祝いを先にしてくれた人が2人いるので、申しわけないんや。まあ、出るときはポンポンと出るもんや」。この日は、エステでリフレッシュ。7日からの本拠6連戦は地元400号到達の絶好機だが、小久保選手は、チームを束ねる主将として、V打だけに集中する。
関連リンク >
関連リンク > 試合日程・結果
関連リンク > 順位表
関連リンク > メディア出演情報
関連リンク > チケット情報を見る

(提供:日刊スポーツ新聞西日本

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 小久保選手、主将として「V打」だけに集中