長谷川勇也選手が「マサルキラー」の期待に応えた。試合前の段階で今季の対戦成績が16打数7安打(打率4割3分8厘)の好相性を買われて、8試合ぶりの3番に起用された。4回に、先頭打者として中前打で出塁して同点の足がかりをつくると、5回にも左前打を放った。「みんなが考えてやっている。何もやらずに負けたわけじゃない。また切り替えてやるしかない」と前向きに話した。
多村仁志選手が唯一の得点をたたき出した。4回無死一、二塁。初球にバントの構えをみせた後(見逃しストライク)、2球目のチェンジアップを中前にはじき返す同点タイムリーだ。「(バントの構えは)何とか得点圏に走者を進めたかった。切り替えていきます」。天敵武田勝投手から放った価値ある一打だったが、チームの黒星に笑顔はなかった。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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