松中信彦内野手(34)が、3冠王を獲得した04年の再来を予感させる「吉兆弾」を放った。横浜戦(平塚)の2回に3号先制ソロを右翼芝生席へ運んだ。「難しい球だったけど、回転で真っすぐを捕らえての本塁打だから良かった」。復活を誓う平成の3冠王の技術が、この内角球の一打に凝縮されていた。この1発で自己最多タイとなる10打点をマークし、オープン戦2冠王を死守。「復活」を最大のテーマに掲げる今季、松中選手がいよいよ臨戦態勢に入ってきた。 |
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(提供:西部日刊スポーツ新聞社) |