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明るい表情で全体練習を見守る秋山監督 |
秋山幸二監督が「全員野球」を強調した。22日の練習では城所龍磨選手、江川智晃選手、福田秀平選手に対し、みずからトスを上げて打撃指導した。「全員でやるしかないんだよ」。その言葉通り、出番の少ない若手にも時間を割いて精力的にアドバイスした。
主軸打者へのバント指令も辞さない構えだ。18日西武戦では小久保裕紀選手が犠打を決めた。「(今後も)ケース、ケースでやっていく」。勝利だけを最優先させ、チームが一丸となって1点を取りにいく。
練習後は「頑張りましょう」と言い残した。いつものように口数は少なかったが、表情は穏やか。無駄な力みはなかった。一戦必勝で残り3試合を戦い抜く。