攝津正投手が、自己最多の71試合登板を果たした。8回裏に2番手として登板。ロッテの上位打線を3者凡退に片づけた。「ただ数を投げればいいんじゃなくて、チームの勝ちに貢献する事を考えている」。20日の西武戦では、西鉄稲尾投手以来51年ぶり史上2人目となる2年連続70試合登板を果たしたばかり。残り2試合でも鉄腕がフル稼働し、チームにVをもたらす。
「福の神」こと、森福允彦投手が、無死満塁のピンチを救った。9回に抑えとして登板したファルケンボーグ投手が3連続ヒットで1死も奪えず降板。緊急登板となったが、まずは代打福浦選手を遊飛に仕留めると、続く田中選手を遊ゴロの併殺に打ち取る。打者2人に対し、たったの8球で料理してみせた。
3万6,714人で埋まった大観衆の中、ホームでリーグ最終戦を華麗に締めくくった左腕は「今日は投げたかった。ファルケンボーグの後の準備はしていた。最終戦ということでマウンドに立ちたかったというのもある。無死満塁で0点に抑えられて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
昨季は貴重な中継ぎ左腕として、13試合に登板したが、今季はこの日で35試合目の登板。V争い佳境で急成長した男に自信がみなぎってきた。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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