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汗まみれで練習する小久保選手 |
短期集中キャンプや!小久保裕紀選手が「キャンプインの覚悟」を説いた。チームは1日に全体練習を再開。オフを故郷和歌山で過ごした主将は、9月27日に福岡市内で行われた祝勝会の席上でチームに訓示したことを明かした。
「短期決戦用の体を作り上げよう。ミニキャンプのようにして、この3クールを大事にしよう」
祝いの席で、すでにCSを見据えていた。14日のファイナルステージ開幕まで「3勤1休」のペースで行われる全体練習を「キャンプ」と見立て、1日もおろそかにせず調整を進めていく。百戦錬磨のベテランならではの視点をナインに伝え、シーズン終了から中17日の間隔を有効に使うよう呼びかけた。
自身も「CS仕様」の打撃を身につける。この日は全体メニューのフリー打撃に加え、個人的にロングティーも取り入れてバットを振り込んだ。「4日間、バットを振ってないから、シーズンの打撃を取り戻すのは難しい。CS用の打ち方をつくっていく」。フォームを1度リセットした上で、夏場以降は週1日に控えていた筋トレも再開してさらなるパワーアップをはかる。今季“2度目”のキャンプインで、戦闘態勢を整える。