2010/10/11 (月)

松中選手、CSでの「3番OK」を強烈に示す

フェニックスリーグ対巨人2回裏無死、右側頭部に死球を受け倒れる長谷川選手
フェニックスリーグ対巨人2回裏無死、右側頭部に死球を受け倒れる長谷川選手
フェニックスリーグ対巨人1回裏1死一、二塁、打者小久保選手のとき三塁盗塁する川崎選手、野手は寺内選手
フェニックスリーグ対巨人1回裏1死一、二塁、打者小久保選手のとき三塁盗塁する川崎選手、野手は寺内選手
松中信彦選手が、CSでの「3番OK」を強烈に示した。フェニックス・リーグ巨人戦に3番左翼でスタメン出場。6回裏の第4打席で、巨人金刃投手からこの日チーム唯一の適時打となる右翼線二塁打を放った。CSファイナルステージでは左翼でオーティズ選手、DHでペタジーニ選手とポジションを争う。この日は両助っ人が無安打。「結果が出たことが1番」と、CSにかける並々ならぬ意気込みを見せた。

何が何でも、自身のバットでチームを日本シリーズへと導く。右ひざ手術の影響で出遅れ、故障にも苦しんだ今季は、わずか11本塁打。シーズン終盤の西武3連戦で2試合連発を放ち大逆転Vへの立役者となったが、取り返せたとは思っていない。この日も「今日打たなかったら(CSに)出られない」と、悲壮な決意で試合に臨んだ。試合前練習が終わりナインが昼食休憩を取っている間も、ひとり黙々とランニングを行い試合に備えた。

6回表の守備では、直後の打席に立つための緊急措置として中堅の守備に就いた。「野球人生で初めて。飛んでこなくてよかった」。打球こそ飛んでこなかったが、打者によって細かく守備位置を変えるなど、慣れない守備位置を無難にこなした。死球退場した長谷川勇也選手が長期離脱となれば、試合展開によっては松中選手が中堅を守る可能性もゼロではない。四球で出塁した初回には、一塁走者として、二塁走者川崎宗則選手との重盗にも成功。走攻守に魂を込める主砲が、CS突破のキーマンになる。
関連リンク > 、 、 、 、
関連リンク > 試合日程・結果
関連リンク > 順位表
関連リンク > メディア出演情報
関連リンク > チケット情報を見る

(提供:日刊スポーツ新聞西日本

一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 松中選手、CSでの「3番OK」を強烈に示す