2010/10/15 (金)

森福投手、レギュラーシーズンと変わらぬ火消し役を果たす

8回表2死一、三塁、大松選手を一邪飛に打ち取りガッツポーズする森福選手
8回表2死一、三塁、大松選手を一邪飛に打ち取りガッツポーズする森福選手
8回、先頭のサブロー選手が二塁打で出塁すると出番が来た。2死を取った後金泰均選手を敬遠し2死一、二塁とすると、この日3ランを放った大松選手と勝負した。すべて直球勝負で挑み3球目で一邪飛にうちとると、スタンドの歓声を一身に浴びた。「すんなり入っていけました。調子はいいです」。シーズン同様、緊迫した場面でも平常心を崩すことはなかった。

西武のようにズルズルとやられはしない。金澤健人投手、森福允彦投手、甲藤啓介投手とつないだ中継ぎ投手が踏ん張った。7回1死でマウンドに上がった金澤投手は、2死三塁のピンチから井口選手を三振に切って取り思わずガッツポーズ。「ピンチで抑えるのが自分の仕事。CSもシーズンの延長だと思っているので、いつもどおりやるだけです」と緊迫したCSのムードにも特別な特別な気負いはない。森福投手の後を受けた甲藤投手は9回を3人できっちり締めくくり「SBM」の出番を作ることなく無失点に抑えた。秋山幸二監督は「みんな集中して投げていたね」と中継ぎ投手の働きを高く評価した。

「負けている場面で流れを変えるのが僕らの仕事。明日からも全部投げるつもりです」と森福投手。イーブンとなりここからが正念場。臨機応変のリリーフ6人衆「火消6(ヒケシックス)」の働きが勝利の流れを引き寄せる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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