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ファンの声援に手を振って応える孫正義オーナー |
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試合前に行われた優勝セレモニーで記念写真に納まるソフトバンクナイン |
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試合前に加藤良三コミッショナーから優勝旗を贈られる川崎選手 |
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赤いフラッグを持って応援するソフトバンクファン |
孫正義オーナーが14日、悲願のCS突破を厳命した。3月26日の本拠地開幕戦以来7ヶ月ぶりにヤフードームに駆けつけ、ファイナルステージ初戦を観戦。試合前にロッカーを訪れ、決戦を前にした選手たちを激励した。「とにかく勝ちましょう。それだけです」。シンプルな言葉でナインを送り出したという。
05年に球団を買収して以降、初めての歓喜にも酔いしれた。試合開始直前に行われた表彰セレモニーをベンチから見守った。加藤コミッショナーから秋山幸二監督がペナント、選手会長の川崎宗則選手が優勝旗、主将の小久保裕紀選手がトロフィーを授与されるのを見届け、惜しみない拍手を送った。記念撮影ではグラウンドに出て最前列で写真におさまり「うれしいです、しびれましたね」と笑みをこぼした。
試合中には得意のツイッターでもゲキを飛ばした。3点の先制を許すと「なんとしても勝つば~~いっ!!」とメッセージを書き込んだ。だが、初戦は惜しくも敗戦。試合後は「残念でした。(スタンドが)燃える赤で気持ちは燃えてましたけど」と悔しがった。それでも「まだ1勝1敗。仕切り直しです」と明るい表情で球場を後にした。同オーナーは15日の第2戦も、本拠地で観戦する予定。