2010/10/24 (日)

王会長、来季へ大砲助っ人を補強する計画を明かす

上着を脱いだ王会長は一本足打法を披露する
上着を脱いだ王会長は一本足打法を披露する
王貞治球団会長が来季へ大砲助っ人を補強する計画を明かした。23日に福岡市の九産大でのトークショー後に「日本人にない長打力を持っている(外国人選手の)補強を考えていかないと」と必要性を説いた。今季はリーグ3位の134本塁打で7年ぶりの優勝を果たしたが、CSファイナルステージでは6試合で本塁打なしに終わって敗退した。「課題は浮き彫りになった。上の年代は長打力があるけど、若手にはない」と指摘。「将来的にも考えないと」と小久保裕紀選手や松中信彦選手に続く未来の大砲を28日のドラフト会議で発掘する一方、即戦力として「舶来砲」に着眼した。退団が濃厚なペタジーニ選手を上回る強打者の獲得を目指す。

「最終目標は勝つこと。そのために何をすべきか」。編成部門の事実上のトップとして、あらゆる手を尽くしていく。

トークショーで王会長は「涙」を告白した。1300人の聴衆を前に野球への思いなどを語ったほか、1本足打法も披露。今季の印象的な場面として9月25日の日本ハム戦で杉内俊哉投手が完封した試合を挙げ「涙が出た。今までしんどかったのが留飲が下がった」。8年ぶりの日本一を目指す来季に向けては「今までと違った試合を見せてくれると確信している」と期待を寄せた。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本

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