1軍打撃コーチの就任が決まり会見をする藤井コーチ

藤井康雄新打撃コーチが10月31日、宮崎市内のホテルで就任会見を行った。秋山幸二監督の要請を受け、オリックス・スカウトから転身。「選手の持っている力を100%出せるような指導をしていきたい。秋山監督を男にする」と抱負を語った。

藤井コーチは、松中信彦選手再生とチームに勝負強さを植え付けることも誓った。藤井コーチは現役時、左ひざ故障を乗り越えて36歳で30本塁打。今季11本塁打に終わって、来季37歳を迎える松中選手について「改善法をいろいろ話していきたい」と助言を送り続ける決意だ。

また、ホークスはCSファイナルステージで、パ・リーグのCS史上最低チーム打率となる1割6分9厘。現役時に巨人王貞治選手の記録（通算15満塁本塁打）にあと1本に迫る14満塁弾をマークしているだけに、勝負強さの伝授も「具体的な方法はいろいろあると思う」と意欲的だった。