 |
ブルペンで投球練習をする下沖投手 |
下沖勇樹投手が来春キャンプでA組(1軍)抜てきされる可能性が出てきた。今回の秋季キャンプはB組(2軍)帯同だが、3日には高山郁夫投手コーチが居残り練習に呼び出し、シャドーピッチングで頭の位置の修正など特別レッスンを受けた。高山コーチは「来年はA組もあると思わせてくれる選手」と話した。
下沖投手は昨年のドラフト3位入団で、プロ1年目だった今季は2軍で11試合に登板し、2勝1敗1セーブ。6月に1軍昇格したが、登板はなく、戦力としてより、経験を積ませる意味合いが強かった。「体づくりはかなりできた」と高山コーチ。来春は1軍サバイバルに、フレッシュな下沖投手が割って入ってきそうだ。