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ホークス5位の坂田投手は王会長と秋山監督のサインを渡され笑顔を見せる |
ホークス5位指名を受けた祐誠高校の坂田将人投手が8日、福岡・久留米市の同校で永山スカウト部長、福山スカウトの指名あいさつを受けた。小さいころから大好きだったホークスの帽子をかぶった坂田投手は「大事な試合で『任せた』と言われるよう、柱と言われる投手になりたい」と決意を話した。
体重は夏から4kg増えたとはいえまだ66kg。育成指名をのぞく今年のドラフト指名選手の中で最軽量となる“ストロー級”左腕だ。現在は体幹トレーニングと夜食で体重増加をはかる。「目標は75kg。体を作って球速140km/hを超えたい」。細腕を返上して目指すのはエース杉内俊哉投手だ。
最速は138km/hながら、タテの変化球を武器に三振を取るスタイルは杉内投手を思わせる。「同じ左投手だしリリースポイントとか投げるタイミングを参考にしていました」。ドラフト前からすでに「師」とあおいでいた杉内投手と来季からは同じユニホームでプレーする。「直接聞くことはまだできないと思うけど、練習メニューとかたくさん学びたいことがあります」とひそかに弟子入りを狙っている。