川崎選手、秋山監督、和田投手（左から）を先頭に、福岡市内でリーグ優勝パレードを行ったホークスナイン

リーグ優勝パレードで沿道を見渡す「お父さん」

リーグ優勝パレードで沿道の声援に手を振る（左から）多村選手、王会長

リーグ優勝パレードで沿道の声援に手を振る（左から）笠井球団代表兼オーナー代行、本多選手、小久保選手

リーグ優勝パレードで沿道の声援に手を振る小久保選手

笑顔でファンに手を振る左から馬原投手（左）と松中選手

7年ぶりのリーグ制覇を祝い、福岡市内で優勝パレードを行った。呉服町交差点を出発点とし、中心部の「明治通り」約2.9kmのコースで、選手らはオープンカーやバスなど7台に分乗。沿道に詰めかけた約25万人のファンから、大きな歓声や拍手がわき起こった。日本一になった前回36万人からは大幅に減少も、熱気は変わらず盛り上がった。先頭のオープンカーに秋山幸二監督とともに乗った選手会長の川崎宗則選手は「ホークスを愛してくれてるんだなあと感じて、感動した。日本一になって、来年もいいパレードにしたい」と笑顔だった。

今季限りで現役を引退した村松有人選手も、優勝パレードに参加した。「沿道の声援がじわっとくるものがあった。選手生活が終わったんだなと実感した」。20年間のプロ野球生活を振り返り、感慨深い表情を浮かべた。「また新たな道で気持ちを引き締めて頑張りたい」。今月から東海・北信越担当のスカウトに就任、現役時代の経験を生かし才能の発掘に全力を注ぐ。

優勝パレードには、ソフトバンクモバイル社のCMで人気の「お父さん」も参加した。最後方の大型バス内のフロントガラス部分に行儀よく座り、約25万人のファンを沸かせた。チームの応援隊長を務め多くのイベントでファンを盛り上げてきただけに、パレードは「お父さん」にとってもワンダフルな時間だったに違いない。