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リハビリ担当コーチ就任会見を行う斉藤投手 |
右肩痛で3年間登板のなかったホークス斉藤和巳投手のリハビリ担当コーチ就任が22日、発表された。同投手は今月30日で自由契約選手となり、来年1月1日付で同コーチ職につく。この日の会見で斉藤は「3年間マウンドに上がっていない自分を応援してくれるファンがいる。またマウンドに上がって今度はボクが勇気を与えられるようにしたい」と、球団との協議の結果、コーチ業に携わりながら現役復帰を目指すことを明言した。
球団は来季から3軍制を敷くが、独立した形でリハビリチームを結成する方針。その統括者が斉藤投手になる。今後、1軍選手が故障で長期離脱となった場合は2軍調整ではなく、リハビリチームの配下に置くことが検討されている。
また、小林取締役は「故障者枠をぜひ作るべきと思います」。リハビリチーム結成の背景には、現在NPBに働きかけている故障者枠導入をさらに推進させる狙いもある。
斉藤投手の背番号は「66」のままで、1年契約。斉藤投手は来夏の支配下選手復帰を目指し、リハビリを続けている。