大隣憲司投手が、前倒し自主トレで来季の巻き返しを図る。12月13日からのハワイでの優勝旅行に参加せず、12月中旬に地元大阪に帰省予定。母校の近大グラウンドで、自主トレを行う。例年は年明けから開始するトレーニングを、半月前倒し。4勝9敗と大きく負け越した今季のリベンジに、早くも気合十分だ。
「インターバル走を多めにやって、とにかく走り込みたい。スタミナをつけて、和田さんとか杉内さんとかみたいに完投できる投手になりたい」
今季20試合に先発したが、完投がなかった。中盤以降に突如乱れることが多かく、7試合でイニング途中に降板した。今季の反省から、今オフはスタミナ強化に重点を置く。新たな女房役からも、貪欲(どんよく)に学ぶ。今季までのプロ4年間で、パ・リーグでは唯一、西武からだけ白星を挙げたことがない。通算4試合しか対戦はないが、西武からFA移籍で新加入する細川選手に助言を求めるつもりだ。「どういうふうに自分を見ていたのかを聞きいて参考にしたい」。勝負の5年目へ向け、大隣投手が実りのオフを過ごす。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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