杉内俊哉投手が「鬼門」克服を目指す。松井稼頭央選手、岩村明憲選手と2人の元メジャーリーガーがそろう楽天に対して「2人ともいい打者。松井さんとは2年間対戦したけどよく打たれました。怖いチームになりますね」と警戒心を強めた。
楽天の本拠地Kスタ宮城のマウンドは最も苦手とする。今季は1勝2敗だが、06年4月以来、3年間で勝ちなしの5連敗。今年ようやく4年ぶりの勝利を挙げた。「マウンドが合わない。思ったよりボール2~3個分高くなる」。杉内投手自身、苦手意識を抱えながらの登板が続いた。
シーズン終盤からCSと、勝ちを挙げられなかったが「フォームの原因はわかっています」と克服の手応えはある。フォーム修正に取り組み、来季は「完全無欠」の真のエースとなる。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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