右肩手術でリハビリ中の城所龍磨選手が16日、ツインズとの契約が合意したロッテ西岡選手の"置き土産"を力に替え、レギュラー奪取を誓った。同僚川崎宗則選手が06年の第1回WBCでチームメートだった縁もあり、西岡選手との1月自主トレには3年連続で参加している。メジャーへの旅立ちを前に、さらなる技を盗み、ひと皮むけるつもりだ。
城所選手「初めての時は分からない部分が多く見よう見まねだったが、去年から打撃のアドバイスなども吸収できてきた。今回もお願いしているので頑張りたい。」
今季は代走と守備固めのスペシャリストとして自己最多95試合に出場。12盗塁を決めたが、満足はできない。来季は内川聖一選手がFA加入。「外野争奪戦」は激しさを増す。だが、自信もある。
城所選手「今季はミスができない緊迫した場面で使われ、メンタル面が向上した。自主トレでは総合的につきつめたい。」
秋山幸二監督が来季のチーム目標に掲げる「200盗塁」達成にも意欲的だ。スピードを出そうとして、すぐ上体が起きる悪い癖の改善や、1歩目のタイミングを極めることを課題に挙げた。西岡イズムを肥やしに、定位置を奪いにいく。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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