スーパータカトリオだ!城所龍磨選手が20日、福岡・西戸崎の2軍練習場で自主トレを行い、9番中堅のレギュラー奪取を宣言した。思い描くのは、1番川崎宗則選手、2番本多雄一選手につなぐ俊足トリオの結成だ。
「自分が(9番で)一塁に出て盗塁すれば、ムネさん(川崎選手)が勝負強いので、得点のチャンスが広がる。仮に自分が凡打で終わっても、次の回はムネさんから始まることもあるので、相手も嫌。自分が(9番に)定着すれば、可能性が広がる」。
今季は主に代走で起用され12盗塁をマークした。30盗塁の川崎選手、59盗塁で盗塁王を獲得した本多選手と9、1、2番で並べば、相手投手はマウンドで神経をすり減らすことになる。かつて大洋(現横浜)で高木豊選手、加藤博選手、屋鋪選手の1、2、3番が「スーパーカートリオ」として走りまくったが、同様のトリオ結成に期待がふくらむ。
「下位打線で足の速い選手がいれば、相手にとって本当に嫌だと思う。センターのレギュラーを狙っていきたいし、40盗塁は達成したい」。
11月に右肩の手術を受けリハビリ中だが、年明けからキャッチボールを始める予定。ツインズへ移籍する西岡選手と、場所は未定だが、来年1月初旬から4年連続で合同自主トレを行う。
「西岡さんの練習に取り組む姿勢を学んでいる。主に長距離のランニング中心のメニューになると思う。一緒に練習して、まずは自信をつけたい」。
まずは得意の守備と足でアピールし、中堅のレギュラーを長谷川勇也選手から奪い取る。
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(提供:日刊スポーツ新聞西日本)
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