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トークショーで杉内投手は、クリスマスツリーに掛けてある質問の書かれた星形の紙をのぞき込む |
球団より小学生の方が手ごわい!?杉内俊哉投手が23日、福岡・筑紫野市のイオンモールでトークショーを行い、「生涯ホークス」を誓わされた。
小学生から内角をえぐる鋭い質問が飛んだ。「ずっとホークスにいてくれますか?」。エースは逃げずに「そのつもりでいます」と答えた。契約交渉では球団の不誠実な対応に不信感を抱いたが、小学生の純真な質問に思わずホークス愛をこぼした。
「今は福岡で野球をすることしか考えていない。FAは取ってから考えればいい。先のことは分からないけど、メジャーとかも全然、考えていない」
球団が無断でテープレコーダーを持ち出したことに激怒し、契約交渉は難航。だが、タカのユニホームにだれよりも愛着があるのが杉内投手だ。順調なら来季中に国内FA権を取得するが、今はホークスのエースとしてマウンドに立つことしか考えていない。
「ホークスで200勝したいけど、目標は250勝かな。20勝をしたいんだけど、来年は今年より1勝多い17勝を目標にする。そうすれば、再来年は18勝を目指すことができる」
今も1日5時間以上の自主トレを欠かさない。この日も、イベント終了後にジムへ向かった。25日には、2度目契約交渉に臨む予定。ホークス愛にあふれるエースは、誠実な回答を待つばかりだ。