2010/12/28 (火)
球団

ホークスジュニア健闘惜しくも2連覇ならず

12月26日(日)、27日(月)ヤフードームで12球団ジュニアトーナメントグループリーグが行われました。2連覇をねらうホークスジュニアは、予選グループで26日(日)にバファローズジュニアと、27日(月)にマリーンズジュニアと対戦しました。


12月26日(日)
 
1
2
3
4
5
6
7
 
バファローズJr.
0
0
2
0
0
0
0
2
ホークスJr.
1
0
0
0
0
0
2x
3


26日に行われたバファローズジュニアとの初戦、試合は、1回裏2アウト2塁から4番内田恭平君が左中間にタイムリー2塁打で1点を先制しました。先発のマウンドを任された浜名公貴君は2回まで安定した立ち上がりでしたが3回、ヒットなどで2アウト2,3塁からバファローズジュニアの4番バッターに2点タイムリーを打たれ逆転を許します。4回からは松井陸留君が登板、ランナーを出すものの粘り強いピッチングで3回を無失点で抑えます。6回裏、1番の廣津亮君がヒットで出塁、代走の大庭樹也君が盗塁し一打同点のチャンス。しかし惜しくも得点ならず。1-2で迎えた最終回、先頭の中山昌也君がツーベースで出塁。次の代打松元春弥さんが倒れたものの、続く代打の畑将太郎君がライトオーバーのタイムリーツーベース。土壇場で同点に追いつきます。さらに代打で登場した岩本悠生君が1・2塁間を破るライト前ヒット、セカンドから畑君がホームインしホークスジュニアが劇的なサヨナラ勝利で初戦をものにしました。


岩本選手サヨナラヒット
岩本選手サヨナラヒット

バッファローズジュニアに勝利
バッファローズジュニアに勝利

12月27日(月)
 
1
2
3
4
5
6
7
 
ホークスJr.
0
0
2
0
0
0
1
3
マリーンズJr.
1
1
2
0
0
0
x
4


27日に行われたマリーンズジュニアとの試合は決勝トーナメントをかけての戦いとなりました。
先発の内田恭平君は初のマウンド。初回先制点を許し0-2で迎えた3回、1番廣津亮君のライトオーバータイムリースリーベースで1点を返すと、2番中島巧喜君の犠牲フライで2-2の同点に追いつきました。しかしその裏、2点を失い再びリードを許します。そのまま迎えた5回、ヒット2本と四球でノーアウト満塁と絶好のチャンスを作りますが後続が倒れ惜しくも無得点。最終回2番中島巧喜君の2塁打で1点差に詰め寄りましたが、最後のバッター服部寛大君が三振に倒れゲームセット。粘りを見せましたが残念ながらホークスジュニアの決勝トーナメント進出はなりませんでした。

試合後、ホークスジュニアを率いた藤田学監督は、「粘り強いチームだった。全員があきらめずにいい試合をしてくれたと思う。選手たちはなかなか悔しさを味わう機会はないと思うし、これから中学高校と野球を続けていくために選手自身いい経験ができたと思う。」と語りました。
最後まで全力で戦いぬいたホークスジュニア選手たちに応援に訪れた父兄、地元のファンの皆さんから惜しみない拍手が贈られていました。

先発した内田恭平君
先発した内田恭平君

3塁打を放つ廣津亮君
3塁打を放つ廣津亮君

2010年12月28日掲載
山口 憲治(ホークスオフィシャルメディア)

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