2008/04/14 (月)

ホークス、今季4度目のサヨナラ勝ち

9回裏ホークス2死一、二塁、仲沢選手は左越えにサヨナラ打を放ちガッツポーズで一塁に向かう。右上はバンザイの王監督
9回裏ホークス2死一、二塁、仲澤選手は左越えにサヨナラ打を放ちガッツポーズで一塁に向かう。右上はバンザイの王監督

 ホークスが今季4度目のサヨナラ勝利で5カードぶりの勝ち越しを決めた。4―4の9回2死一、二塁から仲澤忠厚内野手(25)が左翼への適時二塁打を放った。本多選手の離脱で二塁のチャンスをつかんだ男が、プロ初のサヨナラ打で1週間ぶりの貯金1だ。  「抜けろ ! 」。仲澤選手の叫びに、打球は左翼栗山選手のグラブをかすめて転がった。二塁から金子選手がサヨナラのホームを踏んだ。
9回、川崎選手が敬遠されて2死一、二塁。「最高の場面でした。代打を送られるか心配でしたが、決める気持ちでした」。西武3番手大沼投手の3球目、甘いスライダーにバットを振り抜いた。プロ8年目、82試合目で初のサヨナラ打だった。
10日オリックス戦で決勝打を放ち、初体験したお立ち台にこの日も呼ばれた。前回は「ありがとうございます」と言うところを「あだまーす」とかんでしまい、ナインからひやかされた。今回はサヨナラ打の質問に「野球人生で1回か2回しかないと思うので、もっと増やしたい」と決めた。
王監督も「本多がけがした後、仲澤がこれだけやってくれると大きいよね。つなぎ役もできるし、ポイントゲッターもできる」。

 

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(提供:西部日刊スポーツ新聞社

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