新入団会見の席で抱負を語る大場投手（左）の言葉にニンマリする王監督

　「平成の鉄腕」が「虎の鉄人」斬（ぎ）りに闘志を燃やした。ホークスは８日、福岡市内のホテルで新人５選手の入団発表を行った。大学・社会人ドラフト１巡目・大場翔太投手（22＝東洋大）は「対戦したい打者」を問われ、「阪神の金本さんと真っ向勝負したい。金本さんは試合に対する気持ちが強い。ケガをしても試合に出る、魂の塊（かたまり）のような人。そんな人と対戦する機会があれば、最後は高めの直球で空振り三振に取れば気持ちいいでしょうね」と言い切った。さらに完全アウエーとなる甲子園での対戦を熱望。「三振で大観衆を黙らせるというか、逆にそれで沸かせたい。相手のファンからも、大場は見ていて頼もしい投手と思ってもらえるようになりたい」と自身の目指す「投手像」を思い描いていた。

（提供：西部日刊スポーツ新聞社）