春季キャンプは折り返しを過ぎて、現在は第4クールを行っています。宮崎では前の3クール目からA組、B組ともにシート打撃が行われました。実戦形式の練習で「ホークス投手」と「ホークス打者」が対決する、今の時期だからこその楽しみがあります。
12日のA組シート打撃では杉山投手が打者7人を完ぺきに抑える快投。アイビースタジアムの表示では最速152キロをマークしました。課題だった制球力の部分でも「ある程度狙えるようになってきた」と収穫を口にしており、かなりの好仕上がりを見せています。開幕ローテ争いにまた1人加わってくるかもしれません。
13日のA組シート打撃は打線が活発。海野選手が“チーム1号”の本塁打を含む2本の長打でアピール。さらに谷川原選手も2安打を放ちました。甲斐選手という大きな存在がいる中で、キャッチャー争いも白熱しています。
今後はいよいよ紅白戦や対外試合が始まります。自主トレやキャンプの成果が「形」となって表れるプレーや試合が期待されます。