宮崎キャンプ、筑後スプリングトレーニングが終了!

宮崎の春季キャンプ、筑後のスプリングトレーニングは2月29日(木)をもって全日程を終えました。宮崎A組を総括した小久保監督は「雨が多かったけど、考えていたメニューはほとんど出来ました」とし、今年のキャンプで行った新たな取り組みについても言及。「シーズン同様のウォーミングアップをしていこうという話をしていた。中盤からは各自アップになりましたし、朝の時間の使い方とか。トレーナーさんの働き方改革では、食事前には(業務を)全部終えられたとか。比較的みなさんが過ごしやすかった1カ月じゃないかなと思います」と手応えを口にしました。

従来は朝に、いったん全員で集合してトレーニングコーチの指示の下でウォーミングアップを行っていたのを選手の自主性に任せました。小久保監督はその意図も説明。「時代とともに、ですね。野球が始まって、キャンプの形って変わってないじゃないですか。でも誰もそれが正解と思ってなくて。結局キャンプで(体を)作るぞっていう感じだったと思うんですけど、作るも何も、今の子たちはオフも継続的にトレーニングしている。作る必要ないんじゃないのと。結局ユニフォーム着るだけでもかなり負担がくる。『ザ・キャンプ』みたいな感じで入ってしまうと、僕もその経験で怪我をした。そういうのは避けたいなっていうところからです」と話しました。

選手からも好評だったようで、周東選手も「やる人やらない人で大きな差がつくなと思いましたし、やっている中でも考えてやらないといけないとすごく感じました。ただ、時間を多くもらえていたので、自分自身(の体)と会話じゃないですけど、自分自身を見つめながらしっかりできました。あとは選手同士でも意見交換しながらいろいろできたので、すごく有意義な時間だったなと思います」と頷いていました。

今後、1軍はオープン戦に臨んでいき、ファームは教育リーグや練習試合を行いながら3月末のペナントレース開幕へさらにギアを上げていきます。