開幕1軍目指し、し烈なアピール合戦!

3月28日(金)からのペナントレース開幕カードの“前哨戦”となる、千葉ロッテとのオープン戦が7日(金)~9日(日)にかけて行われました。
この3連戦をホークスは2勝1分と勝ち越し。初戦は1点ビハインドの9回表に柳町選手が逆転の2点ツーベースを放つ劇的な展開。2戦目では新戦力の上沢投手が4回3安打1失点と好投するなど、シーズンにつながる試合内容が見られました。また、2・3戦目では正木選手が2試合連続ホームラン。開幕スタメンに向けて猛アピールをしました。
11日(火)からの巨人3連戦(初戦は長崎、2戦目以降はみずほPayPayドーム)でもアピール合戦で選手が躍動。11日(火)に先発した前田純投手は6回3安打無失点と好投し、これでキャンプ中から対外試合は15イニング連続無失点を続けており、目指す開幕ローテへ大きく前進しています。また、前田純投手は今年新たにカットボールを習得。幅の広がった投球にも注目です。
開幕1軍への生き残りも激しくなる中ですが、13日(木)の試合ではキャンプ中に負傷してリハビリ組で調整していた川瀬選手が1軍に合流。早速スタメン出場すると、第1打席で右翼ホームランテラスへソロホームランを放ちました。川瀬選手は昨季まで1軍公式戦に通算413試合出場し通算737打席に立っていますがホームランはゼロでした。2軍公式戦でも2019年に2発放ったのみです。熱い思いを込めた一撃ではありましたが、川瀬選手は「それよりも、その後にぼてぼてのショートゴロをアウトにできたプレーのほうが嬉しい。僕に求められているのはそういう仕事なので。」と努めて冷静に振り返っていました。
巨人戦ではリチャード選手にも待望の2試合連続ホームランが飛び出しており、残り少なくなってきたオープン戦でもアピール合戦がまだまだ楽しみです。
試合結果
3/7 ☆ H3-2M 9回に柳町選手が逆転2点二塁打
3/8 ☆ H6-4M 上沢投手4回3安打1失点
3/9 △ H5-5M 正木選手が2試合連続本塁打、レフト上段へ特大の一発
3/11 △ H4-4G 前田純投手が自主トレの地・長崎で6回3安打無失点
3/12 ★ H3-4G リチャード選手がオープン戦1号
3/13 ☆ H5-0G 川瀬選手が1軍合流し、第1打席で本塁打