4番山川選手が打線を引っ張る

4番打者が元気だとチームも浮上していきます。山川選手のバットに快音が戻り、チームも上昇気流に乗ってきました。
6日(日)の埼玉西武戦(みずほPayPayドーム)。前日まで打率.069、0本塁打で迎えましたが、この日の初回2アウト一塁の第1打席で、打った瞬間にホームランを確信した先制1号2ランをレフトスタンドに運びました。今季30打席目で出た待望の一発に、もちろんベンチ前で「どすこい!」ポーズを披露。その後も3回にはライトフェンス直撃の2点タイムリー、5回にもタイムリーツーベースヒットを放って4打数3安打5打点の大活躍でした。
主砲に引っ張られるようにチームも11-1と圧勝。山川選手は「まさに待ちに待ったホームランでした。僕の場合、開幕戦でヒットは出ていましたけど、やっぱりホームランを打たないと開幕できない。打ち方も良かった。一本出て気持ちも感覚も全然違います。前日までとはまるで別の世界ですね」と嬉しそうに話していました。
舞台を移したオリックス3連戦(すべて京セラドーム)でも好調。8日(火)の初戦で3打数2安打を放つと、第2戦では2-6とビハインドの8回表に中堅フェンス直撃のタイムリーを放って反撃開始。そして1点差に迫って迎えた9回表には起死回生の逆転3ランをレフトへ放ち、大接戦の試合を10-9で制しました。第3戦はしぶとく1-1で引き分け。上位追撃の体制は整ってきました。
試合結果
4/4(金) ★H0-6L 松本晴投手がリリーフで3回2/3を無失点
4/5(土) ★H3-6L 大関投手、6回2安打2失点
4/6(日) ☆H11-1L 山川選手が目覚めの大活躍。1号弾含む3安打5打点
4/8(火) ☆H5-2B 正木選手が先制打
4/9(水) ☆H10-9B 8、9回で大逆転。山川選手が9回に2号3ラン
4/10(木) △H1-1B 周東選手が通算200盗塁を達成