2008.10.06 MON
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昨夜の敗戦で6位に転落してしまったソフトバンク、1ゲーム差で追う5位・楽天との3連戦の第2戦。残り2試合となり最下位脱出へ向け、今日の勝利が絶対に必要。
その試合の先発はここにきて安定感を増している新垣。その新垣は、立ち上がりからテンポ良く楽天打線を打ち取るナイスピッチングで、試合のリズムを作っていきます。すると5回、ここまで楽天先発・朝井に抑えられていた打線が奮起。田上・高谷・大村のヒットなどで2死満塁のチャンスを作り、続く金子が思いっきりバットを振り抜きセンター前へ2点タイムリー。スタメン起用に応える金子のタイムリーで待望の先制点を奪います。更に勢いに乗る打線は6回にも、四球で出塁した小斉を1塁に置き、田上がストレートを豪快に一振り。力強く高々と舞い上がった打球は、レフトスタンド中段へ飛び込む第4号の2ランホームラン。中盤、効果的に得点を挙げ、リードを4点に広げます。
投げては新垣が、伝家の宝刀・スライダーを低めに集め、5回までを圧巻のノーヒット・ピッチング。楽天打線を手玉に取り、凡退の山を築いていきます。その後6回にノーヒットは途切れ、7回にフェルナンデスの2塁打から1点を失うものの、それ以上の得点は許さず。肩の力を抜いた丁寧な投球を続けた新垣は、8回を投げ4安打・4奪三振・1失点の快投。
そして3点リードで迎えた9回裏。勝利へ万全の態勢を敷き、守護神・馬原が登板します。その馬原は、わずか9球で三者凡退と貫禄の投球。これで馬原は今季11セーブ目をマークし、通算100セーブの記録を達成。チームも打線が2ケタ10安打を放つなど、投打がガッチリと噛み合う理想的な試合運びで、先制逃げ切り勝利を飾りました。
快勝で5位タイに浮上したソフトバンク。明日はついに今季最終戦。ラストゲームの王監督、そして1年間応援し続けてくれたファンと共に、勝利の笑顔で締めくくりたいものです。

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