2009.04.03 FRI
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ついに待ちに待ったプロ野球・09シーズンの開幕。ヤフードームには試合前から熱気に包まれ、秋山新監督率いる新生ソフトバンクの船出・初の公式戦となる大事な試合に臨みます。
そのマウンドに上ったのは、4年ぶり2度目の開幕投手となる和田。一方のオリックスは、WBC日本代表の小松。
試合は1回、和田が立ち上がりから三者凡退と素晴らしい投球を見せると、打線がその裏にエンドランなどで1死3塁1塁とし、4番・松中がレフトへ大きな犠牲フライ。ソフトバンクが1点を先制します。これで勢いに乗る打線は3回、2死から本多の内野安打と川崎の四球などで2死2塁1塁と追加点のチャンス。ここで松田のアクシデントにより代わった森本が、起用に応えるタイムリー2塁打を放つと、更に続く松中がセンターの頭上を越える2点タイムリー2塁打。松中の通算1000打点達成となるタイムリーなどで、この回3得点。オリックス・小松を攻略し、4点のリードを奪います。更に5回には1死3塁1塁とし、またも好調・松中がライト線へタイムリー2塁打を放つと、続く小久保もレフト前へ2点タイムリー。打線爆発でこの回も3点を追加し、7回にはまたまた松中がセンター前へタイムリー。止まらない4番のバットで更に1点を加え、大量8点差。攻め続けるソフトバンク打線に、ヤフードームのムードは最高潮に達します。
投げては、大量リードにもリズムを崩すことなく好投を続ける和田。抜群のキレを誇るストレートでオリックス打線から三振の山を築き、2塁を踏ませないナイスピッチング。9回、最後も三振で締めくくり、和田は123球・3安打・14奪三振と完璧な内容。開幕投手の役目を存分に果たし、新生ソフトバンクの初陣で素晴らしい完封勝利を飾りました。
また打線も2ケタ・10安打と絶好調。中でも4番・松中は3安打・猛打賞、更に公式戦・通算1000打点達成を含む5打点と大爆発。
開幕戦から投打が噛み合う理想的な試合展開で、白星発進のソフトバンク。ここから悲願の日本一へ向け、09シーズンのスタートを切りました。

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