2009.09.03 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
2
1
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
1
0
0
0
X
R
H
3
5
4
8

 

ソフトバンク、オリックスとの今カードを1勝1敗のタイに戻し、勝ち越しを狙う第3戦。昨日の勝利を活かし、しっかりと連勝を決めたいところです。
その試合でソフトバンクは2回、先発の大隣が岡田にライト前タイムリーを許すと、2死2塁から打ち取った当たりをレフト・オーティズがこぼし、痛恨のタイムリーエラー。ミスが絡み、オリックスに計2点を先制されてしまいます。その後も苦しいピッチングが続く大隣は、3回にも2死2塁1塁から、山崎浩にセンター前タイムリー。序盤で89球と多くの球数を要した大隣、流れを戻せず3回を投げ終えたところで降板となってしまいます。
試合は、3点を追いかける厳しい展開。しかし2番手で登板した大場が、4回を三者凡退の好投。するとここまでオリックス先発のルーキー・伊原に抑えられていた打線が、直後の裏に松中がチーム初ヒットを放つと、更に多村の死球などで2死2塁1塁のチャンス。ここで田上が高めのストレートを完璧に捕らえ、大きな放物線を描いた打球はレフトスタンド中段への第20号・同点3ラン。ソフトバンク、田上の2試合連続となる豪快な一発で、一気に試合を振り出しに戻します。
同点に追いつき流れを掴んだソフトバンクは続く5回、ヒットで出た本多が2塁へ盗塁を決めると、川崎の送りバントで1死3塁。ここでオーティズが、2番手・大久保からバットを折りながらもレフトへきっちり犠牲フライを放ち、1点の勝ち越しに成功。
ソフトバンク、1点リードで試合は後半。続投した大場は、力のあるストレートに鋭く落ちるフォークを織り交ぜ、三振を量産。登板した4回からの4イニングを1安打・6奪三振の快投で、オリックス打線を完全に沈黙させます。するとその後の8回は3番手・攝津が圧巻の三者凡退に仕留め、9回を守護神・馬原が無死2塁から3者連続三振。逆境を跳ね除け、苦しい一戦をモノにしたソフトバンク、今カードの勝ち越しを決め、これで2連勝。
更にチームを勝利に導いた2番手の大場に、嬉しい今季初勝利。また流れを変える一発を放った田上は、2005年・城島以来となるキャッチャーでの20号本塁打。
今日、日本ハムが敗れたため、これで首位とのゲーム差は「4.5」。逆転優勝を信じ、連勝で勢いに乗るソフトバンク。チーム一丸の戦いを続け、明日から西武との3連戦を迎えます。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート