2010.03.27 SAT
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昨夜の手痛い大敗で2連敗となってしまったソフトバンク、今日も本拠地・ヤフードームでオリックス3連戦の第2戦。連敗ストップへ強い気持ちを見せ、必ず勝ち星を掴みたいところです。
その試合の先発は、1週間前の開幕戦で白星を挙げたエース・杉内。しかし序盤3回は毎回得点圏にランナーを背負う苦しいピッチング。それでも再三のピンチを三振で凌ぎ、我慢強く無失点で踏ん張り続けます。
その杉内が4回に初めてオリックス打線を三者凡退に切って取ったその裏、ここまでオリックス先発・金子の前にわずか1安打に抑えられていた打線が奮起します。先頭の川崎が3塁線への絶妙なセーフティバントで出塁すると、続くオーティズが一振り。打球はそのままレフトスタンドへ飛び込み、先制の第2号2ランホームラン。ソフトバンク、オーティズの2試合連続となる豪快な一撃で2点を先制します。これで勢いに乗った打線は5回にも、松田の内野安打などで2死2塁とし、川崎が変化球を上手くセンター前へ弾き返すタイムリー。1点を追加し、リードを3点に広げます。
これで3点の援護をもらった杉内。続く6回、メジャー帰りの田口に1号ソロを許すも後続をしっかりと封じ、この回を最少の1失点で切り抜けると、リズムは変わることなく、7回まで毎回の2ケタ・14三振を奪う圧巻の奪三振ショー。オリックスに反撃を許さぬ貫禄のピッチングを見せつけます。
エースの快投に応えたい打線は2点リードで迎えた7回、松田がヒットと盗塁、更に本多のライト前ヒットなどで2死3塁1塁のチャンス。ここで川崎がライト線へタイムリー2塁打を放ち1点を加えると、相手の送球エラーも重なり更に1点を追加。なおも2死2塁から、続くオーティズがレフト前にタイムリー。上手く打線を繋げ、この回計3点を奪います。
5点リードとなったその後、勝利へ向け磐石な態勢で臨むべく、継投に入ったソフトバンク。8回を2番手・ファルケンボーグが無失点リリーフで退けると、大量リードを保ったまま迎えた9回は3番手の攝津。その攝津は簡単に2死を取るも、その後まさかの3連打で1失点。しかし、続く2死3塁1塁ピンチで後続をねじ伏せ、逃げ切り勝利。ソフトバンク、投打の噛み合った理想的な試合展開で連敗を止め、本拠地・ヤフードームでの今季初勝利を決めました。
投げては、先発の杉内が7回を5安打・1失点の快投。毎回の2ケタ・14奪三振と圧巻の投球内容で2連勝を飾り、今季2勝目。また今季2度目の2ケタとなる計10安打を放った打線。中でも、オーティズが2試合連続の本塁打を含む2安打と勝負強さを発揮。また、5試合連続安打の川崎は3安打・猛打賞、2打点と大活躍。更にその川崎は、7回に放ったタイムリー2塁打で通算1000本安打の記録を達成しました。
これで今カードを1勝1敗のタイに戻したソフトバンク。今日の試合で変えた流れを止めることなく、明日も快勝で開幕から2カード連続の勝ち越しを狙います。

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