2010.03.30 TUE
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ここまで2カードを終え3勝3敗と勝率5割のソフトバンクは、今日からロード6連戦に入ります。まずは今シーズン初めて関東に乗り込み、敵地・西武ドームでの西武3連戦。この初戦でしっかり白星を掴み、何としても勢いに乗りたいところです。
その試合でソフトバンクの先発は、今季2度目の先発で前回登板の修正を図り、自らの初勝利を目指すホールトン。そのホールトンは1回を慎重に無失点で切り抜けますが、2回にG.G.佐藤に右中間スタンドへ第1号ソロ。一発を浴び、西武に1点の先制を許してしまいます。気持ちを切り替え早めに立て直したいところでしたが、ホールトンは続く3回にも2死2塁のピンチ。ここで中島にレフト前へタイムリーを打たれ、西武に更に1点を加えられてしまいます。
序盤で2点を追う展開に。しかし何とか投球リズムを整え、試合を作っていきたいホールトン。ところが5回、味方のエラーと四球などで2死2塁1塁とすると、またも中島にレフト前へタイムリー。中盤で痛い追加点を許し、リードを3点に広げられてしまいます。
一方、打線は昨シーズン1勝3敗と苦手にしている西武先発・岸を全く打ち崩せず、反撃に転じることすら出来ません。三者凡退どころか、緩急を使う巧みな投球術の前に6回までまさかのノーヒット。攻略の糸口を見つけられず、重苦しい空気が漂います。しかし3点ビハインドの7回、ついに眠れる打線が奮起。四球の松中を1塁に置き、長谷川が低めの変化球をすくい上げ、ライト前へ待望のチーム初ヒット。これで1死2塁1塁とすると、続く松田がファウルで粘った9球目を弾き返し、レフト線へ痛烈な2点タイムリー2塁打。1チャンスをモノにしたソフトバンク、松田の執念のタイムリーでこの回2点を返し、ついに1点差に迫ります。
ここから一気に反撃ムードを高めていきたいソフトバンク。直後の7回裏を、この回から代わった2番手の攝津が3人で退けると、その攝津は続く8回も西武クリーンナップをビシッと三者凡退。西武打線に付け入る隙を与えぬ好投で、逆転の流れを作っていきます。そして1点差で迎えた9回の攻撃。この流れのまま試合をひっくり返したいところでしたが、西武の守護神・シコースキーの前に簡単に2死。それでも、長谷川がボール球をしっかりと見極め、2死から四球で出塁。一発が出れば逆転と勝利への望みを繋ぎますが、しかし後続が倒れてしまい反撃もここまで。ソフトバンク、終盤に1点差まで迫るも、打線が奮わず悔しい惜敗を喫してしまいました。
西武・投手陣の前に2安打と封じ込められてしまった打線。しかし悪いながらも、長谷川はチーム初ヒットを含む1安打・2四球と粘りの姿勢で奮闘。また投げては、2番手の攝津が2イニングを投げノーヒットと完璧な投球を披露。
これで2連敗となってしまったソフトバンク。明日こそは目の覚めるような打線で打ち勝ち、まずは今カードを1勝1敗のタイに、そしてこの悪い流れを早めに断ち切りたいモノです。

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