2010.05.21 FRI
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今日から4連戦に突入するソフトバンク。交流戦も4カード目に入り、まずは本拠地・ヤフードームに広島を迎えての2連戦に臨みます。
その初戦で先発を任されたのは、4月4日に今季初白星を掴んで以来、勝ち星から遠ざかっている大隣。その大隣は立ち上がりの1回に栗原にタイムリーを浴び1点を失ってしまうものの、2・3回の2イニングは3人ずつでシャットアウト。ところが4回、2者連続四球などで1死満塁のピンチを招くと、小窪に走者一掃の3点タイムリー2塁打を許し、ソフトバンクは4点のビハインドとなってしまいます。
一方、早めに反撃に打って出たい打線でしたが、チャンスは作るものの拙攻が目立ち序盤3回は無得点。なかなか広島の先発・前田健を攻略することができません。
すると6回、大隣がまたしても小窪にタイムリーを許し1失点。踏ん張りを見せられず、大隣はこの回を投げ終えたところで無念の降板となってしまいます。更に8回にも今日1軍登録された2番手・陽が前田智に2号2ランを浴びてしまい、ソフトバンクは終盤で7点を追う苦しい展開に。
大量ビハインドにも強い気持ちで、何とか粘りを見せたいところ。しかし打線は、その後も前田健の前に反撃の糸口を掴むことができず、4回から8回までの5イニングで放ったヒットは、多村のヒット1本のみ。そして無得点のまま迎えた9回裏の攻撃。絶対にこのままでは終われないソフトバンクは、先頭の本多が内野安打で出塁すると、その後1死1塁から途中出場の高谷が内角のストレートを振り抜き、ライト線を痛烈に破るタイムリー2塁打。高谷の今季初ヒットとなる執念のタイムリーで何とか完封は阻止しますが、後続が倒れてしまい反撃もここまで。ソフトバンク、最後に一矢報いるも、投打が全く噛み合わず広島に大敗を喫してしまいました。
しかし打線が繋がりを見せずとも、多村が2安打・マルチと孤軍奮闘。これで5月13日の中日戦から6試合連続安打と、得意の交流戦でヒットを量産しています。
チームは敗れたものの、最後に意地の1点をもぎ取ったソフトバンク。この1点を必ず明日に繋げ、白星でヤフードームに勝利の花火を打ち上げたいものです。

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