2010.08.31 TUE
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前カード・ロッテ3連戦の激戦を勝ち越し、単独首位に立ったソフトバンク。今日からは、札幌ドームで日本ハムとの3連戦。
まずは初戦を取って勢いに乗りたいソフトバンクは1回、先頭・川崎がヒットで出ると、続く本多の送りバントなどで2死2塁。するとこのチャンスに、打席の小久保がセンター前へタイムリーを放ち、幸先良く1点を先制。更に3回、相手エラーで出塁した本多が盗塁で得点圏に進むと、2死3塁から小久保が外角の変化球をバットの先でライト前に運び、1回の先制タイムリーに続き2打席連続となるタイムリー。頼れるキャプテン・小久保の勝負強いバッティングで、2点目を奪います。
一方、先発のホールトンは1回を三者凡退と上々の立ち上がりを見せると、2・3回はランナーを出しながらも無失点。その後も好投を続けるホールトン、続く4回は緩急を巧みに織り交ぜ、日本ハムのクリーンナップをビシッと三者凡退。5回も3人で片付け、前半を2安打・6奪三振の好投で折り返します。
ところが6回、ホールトンは先頭の飯山を打ち取ったところで降板。後のマウンドを自慢の中継ぎ陣に託します。すると2番手・森福が7回1死まで打者3人を無安打に抑えるパーフェクトリリーフ。しかしその後を継いだ3番手・攝津が連打を許し、1死3塁2塁と一打同点の大ピンチ。それでも攝津は、持ち前の精神力でこのピンチをゼロで黙らせると、続く8回に4番手・ファルケンボーグも2死3塁2塁のピンチを招きながら、最後は力でねじ伏せきっちり無失点。ソフトバンク、日本ハムの反撃をリリーフ陣の踏ん張りで乗り切ります。
しかし、打線はなかなか追加点を奪えず、試合は4回以降・こう着状態。それでも、2点リードのまま迎えた9回裏。満を持してマウンドに登った守護神・馬原が、日本ハム打線を難なく三者凡退。序盤でキャプテン・小久保が挙げた2点を、先発・ホールトンの好投とリリーフ陣の無失点リレーで守り抜いたソフトバンク。日本ハム3連戦の初戦を今季11度目の完封勝利で飾り、2連勝で首位をがっちりとキープしました。
先発のホールトンは自身2連勝で今季8勝目を掴み、また馬原は今季29セーブ目をマーク。更に打線を引っ張るキャプテン・小久保が3安打・猛打賞で2打点の活躍。またオーティズが怪我から戻り、リーグ優勝へ欠かせない男が待望の一軍復帰。
更に今日、西武とロッテがともに敗れたため、首位・ソフトバンクは2位・西武に1.5ゲーム差、3位・ロッテとは2ゲーム差と広げ、混戦パ・リーグから一歩抜け出しつつある状況。
8月を白星で締めくくり、明日からは勝負の9月に突入。勝っても、なお気を引き締めたいソフトバンク。明日の第2戦も繋ぎの打線と磐石の守りで勝利を掴み、しっかりと首位独走態勢を築きたいところです。

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