2010.09.01 WED
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日本ハム3連戦の初戦を制し、首位をキープしたまま9月に入ったソフトバンク。このままリーグ優勝まで駆け抜けるべく、しっかり今日の第2戦で今カードの勝ち越しを決めたいところです。
その試合の先発は、自己最多の今季15勝目を狙う和田。その和田は立ち上がりの1回を3人で終わらせると、続く2回は得点圏にランナーを許しながらも、危なげなく無失点。要所を締めるピッチングで、日本ハム打線を封じ込めていきます。
するとここまで無安打の打線は3回、先頭・松田が日本ハム先発・糸数のストレートを完璧に捕らえ、伸びた打球はそのままレフトスタンドへ一直線。チーム初ヒットが松田の自己最多タイの第17号ソロとなり、ソフトバンクが1点を先制します。
ところが援護を貰った和田が、直後の3回裏に1死満塁から稲葉の犠牲フライと小谷野のタイムリーで計2失点。リードを奪ったのも束の間、日本ハムに逆転を許してしまいます。それでも踏ん張りを見せたい和田は、続く4回を粘り強い投球で無失点に抑えると、立て直した5回は日本ハム打線を今日初めての三者凡退。本来の調子とはいかないまでも、前半5回を5安打・2失点で踏ん張ります。
ところが6回、その和田が捕まり、小谷野・二岡・中田のヒットで無死満塁とされると、続く陽に右中間突破の走者一掃3点タイムリー3塁打。和田は自己最多勝利の壁を今日も破ることが出来ず、ここで悔しい降板となってしまいます。何とかこの悪い流れを止めるべく2番手・甲藤がマウンドに登りますが、その甲藤も大野のタイムリーで更に1点を失い、ソフトバンクは5点ビハインドの苦しい展開を強いられてしまいます。
それでも強い気持ちで食らいつきたい打線は7回、先頭・長谷川のヒットから、小久保の四球と多村のヒットで無死満塁の大チャンスを作り、ペタジーニのセンター犠牲フライで1点。この1点を足掛かりに、終盤の大逆転劇を起こしたいところでしたが、8・9回は日本ハムの継投に抑え込まれ、万事休す。ソフトバンク、松田の一発で先制するも先発の和田が捕まってしまい、日本ハムに逆転負けを喫してしまいました。
今カードを1勝1敗のタイに戻されてしまったソフトバンク。6安打で本塁打と犠牲フライの2得点と、タイムリーなく今日は繋がらなかった打線。それでもキャプテン・小久保が2安打を放ち、川崎も10試合連続安打と、個々ではしっかり好調を維持しています。
また今日他球場で西武とロッテがともに勝ったため、2位・西武が0.5ゲーム差、更に3位・ロッテが1ゲーム差に急接近。追われる立場のチームは、1敗が命取りとなる大事なペナントレース終盤戦。ソフトバンク、明日の日本ハム3連戦の第3戦は確実に勝利を掴み、ひとつひとつV奪回への道を進んでいきたいものです。

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