2010.09.04 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
1
0
0
4
0
0
0
0
0
3
0
2
1
2
2
2
X
R
H
5
10
12
18

 

9月に入ってから未だ白星なく、痛恨の3連敗で首位・西武に1.5ゲーム差の2位タイとなってしまったソフトバンク。今日こそ再浮上のキッカケを掴むべく、オリックス3連戦の第2戦に頼れるエース・杉内が先発します。
その大事な試合は2回、ソフトバンク打線がオリックス先発・伊原を攻め立て、1死から2塁打を放った松田が内野ゴロの間に3塁へ進むと、2死3塁で江川がレフト線へスタメン起用に応えるタイムリー2塁打。チャンスをしっかりモノにし、まずは1点を先制します。
ところが杉内の調子がなかなか上がらず、直後の2回裏に2死2塁のピンチから4連打を浴び計3失点。これでオリックスに逆転を許してしまうと、更に4回にも森山とカブレラのタイムリーで2点を失い、点差を4点にまで広げられてしまいます。
しかし反撃に打って出たいソフトバンクは、5回に打線が大爆発。山崎・川崎の連打と本多の死球で1死満塁の大チャンスを作ると、続くオーティズがレフト前に2点タイムリー。オーティズの1軍復帰後・初タイムリーで2点差に詰め寄ると、更に小久保のライト前タイムリーとペタジーニの2塁ゴロ・併殺崩れの間に計2点を奪い、この回一挙4得点のビッグイニング。繋ぎの打線からクリーンナップが大活躍し、一気に同点に追いつきます。
これで試合を振り出しに戻したソフトバンクでしたが、直後の5回裏、先発・杉内の後を任された2番手・金澤が大引のタイムリーで1失点。またしても得点を挙げた裏の回を抑えられず、オリックスに1点を勝ち越されてしまいます。すると続く6回にも、3番手・森福が先頭の後藤に2塁打を打たれ無死2塁のピンチ。ここで悪い流れを断ち切るべく4番手・攝津をマウンドに送りますが、その攝津がカブレラに手痛い第21号2ラン。更に7回には5番手・山田がまたしてもカブレラに2打席連続となる第22号2ラン。そして8回にも2点を失ってしまったソフトバンクは、オリックス打線の勢いに飲まれてしまい、2ケタ・12失点で7点ビハインドと非常に苦しい展開を強いられてしまいます。
また、一方の打線も6回以降は奮起が見られずノーヒット。意地を見せたい9回の攻撃は、先頭・川崎の今日4安打目となるヒットと代打・松中のヒットで2死3塁1塁としますが、後が倒れ無得点。ソフトバンク、粘り強く一度は4点差を追いつくも、後半にオリックスに再び突き放されてしまい、無念の大敗を喫してしまいました。
2試合連続で2ケタ失点のチームは、まず投手陣の立て直しが急務となり、終盤戦に入り疲労が蓄積している中でも、何とか踏ん張りを見せていきたいところ。
今日の敗戦で痛すぎる4連敗となったソフトバンク。しかし今日西武・ロッテも共に敗れたため、上位3チームのゲーム差は変わらず。明日行われるオリックスとの今季最終戦は何としても勝利で締めくくり、まずは連敗ストップへ全力で臨みたいものです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート