2010.09.16 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
0
0
1
0
X
R
H
0
7
3
11

 

ロッテ3連戦の第2戦を完封勝利で飾り、今カードを1勝1敗のタイに戻したソフトバンク。カード勝ち越しを懸けた今日の第3戦も必ずモノにし、次カードの首位・西武との3連戦にいい流れで繋げたいところです。
ところがその試合は1回、ソフトバンク先発・山田がいきなりロッテ打線に捕まってしまい、西岡の第9号・先頭打者アーチと、井口の第14号ソロで計2失点。一発攻勢でロッテに2点を先制されてしまいます。
するとこの嫌な流れを変えるべく、2回からベンチは先発・山田を早々とマウンドから降ろし、2番手・金澤をマウンドヘ。その金澤が2回の2死3塁1塁のピンチを切り抜けると、続く3回は金澤から森福へと繋ぐ小刻みな継投で無失点。更に4回は続投した森福がロッテ打線を今日初の三者凡退に片付け、雨が降りしきる5回には制球難で満塁の大ピンチを招きながらも、最後は代打・今岡を気迫でシャットアウト。中継ぎ陣が奮投し、ロッテに追加点を許しません。
すると前半が終わったところで更に雨脚が強まり、20分間の中断。試合が再開し、この中断をきっかけにチームに流れを引き戻したいソフトバンクは6回。2死から小久保・多村が連打で繋ぎ、続く松中の四球で2死満塁と一打同点の大チャンス。しかし、ここで長谷川がフルカウントまでファウルで粘るも、最後は空振り三振。あと一歩のところで、得点を挙げることが出来ません。
これで掴みかけた流れを逃してしまうと、7回に前のイニング途中から登板した4番手・攝津がヒットと四球などで1死3塁2塁のピンチ。すると続く岡田への2球目で、飛び出した3塁ランナーを刺そうとキャッチャー・山崎が3塁へ送球するも、これが悪送球となり痛恨のタイムリーエラー。痛すぎる1点を加えられ、終盤で点差が3点に開いてしまいます。
それでも、3点ビハインドにも勝利を諦めないソフトバンク打線。8回にキャプテン・小久保が2死から3安打・猛打賞となる執念のヒット、更に代打攻勢を仕掛けた最終9回の攻撃では、2死から柴原が四球で出塁。しかし、粘りは見せたものの最後はロッテ・抑えの小林宏に封じ込まれ、万事休す。絶対に落とせなかった試合を総力戦で挑んだソフトバンク、しかし7安打で無得点と打線が奮わず無念の完封負けを喫してしまいました。
今日の辛い敗戦で3位・ロッテに1.5ゲーム差まで迫られてしまったソフトバンクは、明後日から本拠地・ヤフードームで、3.5ゲーム差で追いマジックを「4」に減らした首位・西武との最後の直接対決3連戦。かすかな望みに懸け、逆転優勝への強い気持ちで挑むナインはここでの全勝を誓い、最後まで諦めない不屈の闘志で必ず3連勝を勝ち取りたいものです。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート