



馬原孝浩監督が率いるホークスJr. の、7年ぶりの日本一を目指す戦いが始まりました。12月27日(火)、宮崎市にて「NPB12球団ジュニアトーナメント2016 supported by 日能研」が開幕。予選1日目のこの日、ホークスJr. は試合がなかったために、ジャイアンツJr.との練習試合で最後の調整を行いました。
試合は6対3で快勝。選手たちは自信をさらに深めた様子。キャプテンの星子天真選手は「みんなで集まった時から優勝を目指してやってきました。このチームの一番の成長はチームワークだと思います。今までやってきたことを信じて、自分たちの力を信じて、本大会に臨みたいと思います」と熱く意気込みを話しました。星子選手は先日も12歳以下の侍ジャパンでもキャプテンを務め、「第9回 BFA U-12 アジア選手権」での大会初制覇に大きく貢献。大会のMVPに選ばれています。
馬原監督は「本番前最後の試合もみんな集中してやってくれていた。やり残したことはない。気持ちは自然と高ぶると思うので、リラックスして試合に臨めるようにしてあげたい」と話しました。
また、背番号14のホークスのユニフォーム姿でグラウンドに立つのは4年ぶりとなります。「自分がプレーするわけではないのに気持ちが昂りますね。自分が動いて気持ちが入るような感覚。良いことだと思います」と笑顔を見せていました。
また、開会式には内川聖一選手がサプライズゲストとして登場。大会に出場する小学生選手たちにエールの言葉を送りました。
内川選手は「プロと同じユニフォームを着て、この素晴らしい舞台で野球をできるというのは正直羨ましく感じます。この瞬間、瞬間を感じながら素晴らしいプレーを見せてほしい」と話しつつ、「馬原さんと会ったのは久しぶりだったし、会えるのを本当に楽しみにしていました」と抱き合って再会を喜び合っていました。
2016年12月27日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)
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