



1月28日(土)、工藤公康監督が熊本県・西原村を訪れ、「西原村学童野球クラブ」の選手を対象に野球教室を行いました。
「西原村学童野球クラブ」が、もともと練習で使用していたグラウンドは、震災後にガレキ置き場として使われているため、現在は父兄・OBによって畑を潰して「手作り」で作られたグラウンドで日々練習していることを聞いた工藤監督は「『野球をさせてあげたい』というご父兄の強い気持ちを感じるよね。その野球に対する思いには、「感謝」しかない。僕達にももっとできることがあったのかもしれない、と思うよね」と感激の表情。
23人の選手たちを相手にキャッチボールやピッチングをメインに熱血指導を行い、予定を超える、3時間半もの野球教室の最後には、選手全員と1打席対決。
最後まで笑顔だった工藤監督と選手たちの大きな声が臨時の手作りの練習場に響き渡りました。
「今日は、野球を通じて子どもたちと会話できたような気がして楽しかった。子どもたちに『僕らは県大会で優勝するので、ホークスも日本一に!』って言われちゃったからね(笑)しっかり「強いホークス」見せて、元気を届けられるような戦いをしないとね。」と語り、西原村の子どもたちにも「日本一」を約束。
2016年7月に続き2度目となった被災地訪問については、「(野球教室や被災地訪問などは)シーズン中は難しいけど、こういうことは継続していくことが大事」と支援継続の決意を新たにしました。
2017年1月29日掲載
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