年末に行われる「NPB12球団ジュニアトーナメント2018 supported by 日能研」(12月27日開幕、札幌ドーム)に向けて、福岡ソフトバンクホークスJr.チームが毎週末ごとに集合して、現在は練習試合を行いながら若き翼を磨いています。
11月24日(土)はタマホームスタジアム筑後で筑後市学童選抜チームとの試合に臨みました。
今年のホークスJr.チームは総勢16名。全員が小学校6年生で女子選手も2名います。福岡はもちろん大分、佐賀、熊本、そして沖縄からも選ばれました。
就任2年目の新垣渚監督は「飛び抜けた存在の選手はいないけど、チームとしてすごくまとまりを感じます」と言います。ここまでの練習試合は快調。大阪に遠征してタイガースJr.、バファローズJr.を相手にも勝利をおさめ、昨年度からさらなるレベル向上を求めて中学生チームに胸を借りて行う練習試合でも勝利しました。
この日の試合にはホークスの応援団が駆けつけてくださり、プロ野球選手と同じようにトランペットと太鼓の応援を受けて戦ったホークスJr.戦士たち。勇気をもらい、存分に力を発揮して8対1で快勝しました。
初回に打線がつながり3番・毛利遥大選手の2点タイムリーで先制。4番に座った島北陽介選手もタイムリーで続くなど一挙6得点をマーク。3回にも6番・児玉一心選手の中前打で追加点を挙げるなど攻撃の手を緩めませんでした。
投手陣は3人の継投。先発した塚本空輝選手は3回を打者9人のパーフェクト投球を見せました。
今後も練習試合を重ねながら、9年ぶり2度目の日本一を目指して鍛練を積んでいきます。
2018年11月24日掲載
田尻 耕太郎(スポーツライター)