2020/12/09 (水)
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工藤監督に正力松太郎賞。史上初&最多の快挙

12月8日(火)、今年度のプロ野球の発展に最も貢献した人物に贈られる「正力松太郎賞」に、工藤公康監督が選出されました。

受賞は現役時代の1987年(当時ライオンズのエース左腕として日本シリーズMVPの活躍)、監督就任初年度の2015年(リーグ優勝・日本一監督)、そして2018年(日本一監督)と2019年(日本一監督)に続き5回目となりました。

5度目の受賞は王貞治球団会長(1977年に選手として、1999年・2003年・2006年に監督として)を上回り最多。また、3年連続受賞も史上初となりました。

工藤監督は「この度は、大変栄誉な賞を頂くことができ、光栄なことだと嬉しく思います。この賞は、福岡ソフトバンクホークス全体に頂いた賞だと思っています」と喜びの声を寄せました。

そして、感謝の言葉を継ぎました。

「まずは、医療従事者の皆さんや日本プロ野球機構の方の尽力があって、今シーズンが開幕し、そして完遂できたことに改めて心から感謝いたします。そして、今年は特にたくさんの人の関わりと頑張りがあってチームが成り立っている事を実感いたしました。感染防止対策やチームコンディショニングなどに尽力してくれた球団職員・チームスタッフの皆さんへの感謝も尽きません。新型コロナウイルス感染防止に気を使いながらのコンディショニングや変則的なスケジュールなど、選手たちにとっても大変なシーズンでありましたが、『ファンの皆さんの応援に応えたい』という強い気持ちで自らを奮い立たせてシーズンを戦ってくれました。球場に行きたくても行けない、球場で声援を送りたくても大声を出せない、そんな状況でもなお、プロ野球を応援し続けてくれるファンの皆さんから頂いた勇気が、リーグ優勝と日本一という最高の結果に結びついたと思います」

チームは4年連続日本一を達成しましたが、すでに視線は2021年の戦いを向いています。パ・リーグ連覇と5年連続日本一へ「来シーズン以降も、この栄誉ある賞に恥じることのないように、そして『プロ野球があってよかった』と一人でも多くのファンのみなさまに感じて頂けるよう、微力ながらも全力で野球界の発展に貢献していきたいと思います」と決意を新たにしました。

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