2021/02/28 (日)
選手

栗原選手、攻守に活躍も「まだまだ」

2月28日(日)キャンプ最終日

「ホークス宮崎春季キャンプ Supported byスカパー!」は最終日となった28日(日)、この期間の集大成としてA組、B組ともに練習試合を行って、どちらも圧勝と果たしました。

A組は前日0対1で惜敗したバファローズと再戦しました。工藤公康監督から奮起を促されていた若鷹中心の打線が、この日は火を噴きました。初回から4得点。そして二回にも3点を追加し、最終的には10対0で圧勝しました。

初回は釜元豪選手、上林誠知選手、栗原陵矢選手の3、4、5番トリオが連続タイムリー。上林選手は二回の打席でもタイムリーを放って2打数2安打3打点の活躍でした。前日のバファローズ戦でも気を吐く2安打をマークするなど、実戦すべてでヒットを放っています。上林選手は「今季に向けて逆方向へ強い打球が良く打撃に取り組んでいます。実戦ではセンターからライトへのヒットが多かったので、キャンプ最後の試合を良い形で終わることができて良かったと思います」とさらに自信を深めていました。

栗原選手は「ヒットが出たのはすごくいいけど、まだまだ納得していない。いろいろ試しているところなので。今は構えたときのグリップの位置。そこがしっくりきていないので常に考えている」と厳しめの言葉。それでも、今日の午前中の練習で『いいな』と思うところがあった。これで悩みも解消できれば」といつもの笑みを浮かべました。また、この日は捕手での出場。5回までマスクを被って無失点リードを見せましたが、「もっともっとピッチャーの良さを引き出さないといけないと思いますし、まだまだです」ととにかく上を見据えていました。

また、増田珠選手は七回にタイムリー。「やってきたことが最後に出せて良かったと思います」と笑顔を見せました。A組の一員として見事にキャンプを完走。「最初は雰囲気に圧倒された。だけど、先輩たちに声を掛けてもらい、本多コーチ、小久保ヘッドコーチ、打撃コーチの皆さんに良いアドバイスをいただいて、自分の中で噛み砕きながら1ヵ月過ごしたことがすごく良かったと思います。(一軍が)こういう雰囲気なんだと知ることができたし、充実のキャンプでした」と振り返りました。

B組は九州アジアプロ野球リーグの火の国サラマンダーズと対戦して、こちらも13対1と圧勝しました。

チームはそれぞれの試合後に帰福。主力中心のA組は3月2日からオープン戦に臨みます。

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