今年もホークスでは、母の日に近い5月8日(土)、9日(日)の両日において「タカガールデー」(両日とも埼玉西武ライオンズ戦・PayPayドーム)を開催します。
この日に併せて今年も、乳がんの撲滅・検診の早期発見を啓発・推進する「ピンクリボン運動」の取り組みを実施します。球団としては13年目となります。
当初はホークスに在籍をしていた鳥越裕介コーチ(現千葉ロッテマリーンズ二軍監督)が先頭に立って活動を行っていましたが、2018年より中村晃選手がその想いを引き継いで積極的に活動をしています。中村晃選手は今シーズン、自身の成績(ヒット数)に連動した形でピンクリボン運動を推進する認定NPO法人ハッピーマンマ様へ寄付活動を行うことになりました。
4月14日(水)、昨年の「タカガールデー」における「ピンクリボン活動」で集まったチャリティーオークションの売上や寄付金などを、認定NPO法人ハッピーマンマ様を通じて、乳がん早期発見啓発活動や乳がん患者さんへのサポートするために寄付させていただくことになり、PayPayドームで贈呈式が行われました。
また、それに先駆けて、中村晃選手が乳がん経験者5組6名の方々とオンラインで交流会を行いました。
中村晃選手は今年のタカガールデーで着用するピンクリボンユニフォームとキャップを着用して登場。交流会参加者の野球やプライベートに関する質問に丁寧に答えました。さらに、30代で罹患したという女性の方から「乳がんは20代、30代でもかかる病気ですし、男性でも乳がんにかかる方がいます。でも、若い人や男性は検診の機会がない。それでも罹患する可能性がある病気であることを伝えていってほしいです」との言葉を受け取った中村晃選手。この時は表情をキュッと引き締めて「もっともっと、色々な人に知っていただくために早期発見につながる受診を呼び掛けていきたいと思います」と、誓っていました。
その後の贈呈式では中村晃選手から認定NPO法人ハッピーマンマの大野真司代表理事へ、目録が手渡されました。寄付金の内訳はピンクリボンチャリティーオークション(6,555,716円)、ピンクリボングッズの売り上げの一部(80,000円)、中村晃選手(1,580,000円)、マリーンズ鳥越二軍監督(240,000円)の計8,455,716円となりました。