6月に始まった「鷹の祭典2021」はいよいよ締めくくりを迎えます。その舞台は初上陸となる宮崎。キャンプ地としても馴染みあるこの場所で、8月31日(火)のイーグルス戦は「鷹の祭典2021 in宮崎」として行われます。
「鷹く!レッド」を合言葉にして行われてきた「鷹の祭典2021」。現在のチーム状況を打破するべく、ホークスの勝負カラーの⼀つである「カチドキレッド」をベースにデザインされ、「チームとファンが⼀つになる」という意味を込めたネイビーブルーのストライプを配するユニフォームに身を包み、この試合に全力をぶつけます。
また、宮崎での主催公式戦はホークス九州移転後4度目で、今回は13年ぶりとなります。ダイエー時代の1989年に宮崎市営球場(現ひむかスタジアム)、2004年と2008年はこの日と同じひなたサンマリンスタジアム宮崎で行っています。2008年の試合はソフトバンクとして初開催で、20,606人が来場した中でライオンズを相手に4対2で快勝。和田毅投手に白星がつき、松田宣浩選手に本塁打が飛び出した試合でした。
工藤公康監督もグラウンドに出るなり「さすが宮崎だね」と眩しい日差しを感じつつ、「でも、風があって気持ちいいね」と笑顔。「キャンプでお世話になっている宮崎で公式戦、そして鷹の祭典が出来るのは嬉しいこと。ただこういう状況の中で、制限もあり、ご苦労を掛けたところもあると思います」と感謝の気持ちを口にしました。
鷹の祭典を白星で締めくくるために、そして再度貯金生活に戻して9月攻勢の体制を整えるために。この一戦はとても重要になります。
ホークスの先発は東浜巨投手。今季成績は3勝2敗、防御率2.96です。後半戦はこれが3度目の先発で、過去2試合は14イニング2失点と安定した投球を見せています。8月14日のファイターズ戦では自身8年ぶりとなる2桁奪三振をマークするなど、ボールの威力を増しています。
そして野手陣。イーグルス戦で打率.444のデスパイネ選手や、同.353の甲斐拓也選手といった好相性の選手たちに期待したいところです。