ホークスが九州を元気にする活動「ファイト!九州」の一環として取り組む「もっとあなたの夢を叶えます!」プロジェクト。
九州の子どもたちから夢を募集してホークスが一緒に実現することで、子どもたちを元気に、そして笑顔にしていきます。
今回夢を実現させたのは、宮崎県在住の鳥原悠音(とりはら はるね)さん(11歳・小学6年生)。
今宮健太選手から守備のレクチャーを受けたいという、悠音さんの夢が実現する瞬間をレポートします。
~叶えたい夢~
「ソフトボールをしていてセカンドを守っています。運動が苦手でチームに迷惑をかけてしまうので、少しでも上手くなってみんなの役に立ちたいです。特に今宮選手が大好きなので、今宮選手にボールのとり方のコツや、試合のときの気持ちの持ち方など教えてほしいです。」
今年の春季キャンプで見た今宮選手の守備技術に感動し、大ファンになった悠音さん。今宮選手から直接指導を受けるため、ファイト!九州デー in 宮崎当日、「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」にやってきました!
今宮選手に会う前に、まずはウォーミングアップ。応援にかけつけたお母さんと一緒に、キャッチボールをしたり、ストレッチをしたりして体を慣らします。今宮選手に会う時間が近づくにつれて、悠音さんの緊張が高まります…
ウォーミングアップを終え、いよいよ今宮選手とご対面!レクチャーの時間が始まりました!
「捕球後の正確な送球が苦手なので、そのコツを教えてほしい」という悠音さんのリクエストに応え、早速練習が始まります!「いいねいいね!」「失敗しても大丈夫だよ!」と今宮選手は優しく声をかけてくれます。
キャッチボール、ゴロの捕球練習、ダブルプレーの動き等のレクチャーを通じて、今宮選手から悠音さんにアドバイスしたことは、「脇を締めて、グローブをなるべく縦にしてボールをキャッチすること」。そうすることで、素早く送球ができます。その点を意識した練習を何度も繰り返します。「すぐにできるようになるのは難しいけれど、反復練習をすれば少しずつ自分の中でコツを掴めるようになるから頑張って!」と今宮選手から激励の言葉をもらいました。
守備練習を終えた後は今宮選手への質問タイム。所属しているソフトボールチームのメンバーより競技の経験年数が少なく、自分がミスをして迷惑をかけてしまうことがあるという悠音さん。「ミスをしないためにはどうすればいいですか?」とずっと気になっていた質問をぶつけます。
今宮選手は、「ミスは誰にでもあること。大切なのは、ミスが怖いと縮こまらず、自分ならできると自信を持って試合に臨むこと。そのためには練習が大切。」とアドバイス。
続けて、この日の守備のコツを踏まえた練習や、理想のバッティングをイメージした素振り練習などの基本の積み重ねの重要性を悠音さんに伝えました。ソフトボールに向き合う大切な心構えを学べた悠音さん。あっという間の時間でしたが、達成感でいっぱいの表情が見えました。
「最初は緊張したけれど、今宮選手はとても分かりやすく教えてくれて、優しかったです。思い出深い1日になりました!」と話してくれた悠音さん。
この日は雨天で試合が中止となり、今宮選手が活躍する姿を見ることはできませんでしたが、今宮選手への憧れがさらに増したようです。
現在小学6年生で、「みんなとソフトボールが出来る最後の年になるので、今日教えてもらったことを活かして少しでも役に立って、みんなで勝ちたいです!」と目を輝かせて意気込みを話してくれました♪
これからも悠音さんの挑戦は続きます!