「鷹の祭典2022」のラストゲームとなった8月29日（月）の京セラドームでの千葉ロッテマリーンズ戦。満員御礼となる35,097人が来場。ホークスナインの熱いプレーの一つ一つに大きな拍手が送られていました。
先発は今季一軍初登板で、自身プロ初先発の奥村政稔投手でした。初回こそソロを浴びましたが、その後は「低め低めに投げることをずっと意識して、それはできたかな」とスコアボードに「0」を並べました。ピンチの場面も落ち着いたマウンドさばきで内野ゴロにしとめ、5回1失点の好投でした。
打線は一回裏、1番・今宮健太選手が中前ヒットで出塁し、2番・野村勇選手が鋭いライナーで左中間を破る一打を放ち今宮選手がホームイン。野村勇選手も自慢の快足を飛ばして三塁打としました。「打ったのは真っ直ぐです。今宮さんが出塁して、自分も続いていくんだと繋ぐ意識で打席に入りました。結果的に外野の間を破って、同点の一打となって良かったです」と喜びの声。地元関西での試合で、「仲のいい妹が見に来ています」と大いに張り切ってプレーし、この日は2安打1打点の活躍。シーズン打率も.258と上昇してきました。さらにこの回には、デスパイネ選手もタイムリーを放ち2－1と逆転に成功しました。
このスコアのまま試合は中盤まで進みましたが、六回に追いつかれると七回に逆転を許し、結局2－3で惜しくも敗れる結果となりました。2位・埼玉西武ライオンズにゲーム差なしに詰め寄られましたが、パ・リーグ首位はキープしました。
藤本博史監督は「切り替えていくしかない。今このメンバーしかいない。来年の鷹の祭典、頑張りましょう」と前を向いていました。

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